ES12話感想と考察 free! 2014年09月19日 全然関係ない絵ですがとうとう出ましたね、演出・山田尚子さん回…素敵な演出でした…遙が夢を見つけるだけの旅といえばそれまでですが、じんわり涙が出るような良い回でした。別に詳しくもなんにもないのですが、自分なりに重箱の隅をつつく勢いで考察してみます。ツイッターでつぶやいたことのまとめです。▼二人の距離感冒頭、いきなりオーストラリアの入国審査から始まる今回ですが、最初はずっと遙が凛の後を追いかけています。(なんで最初は飛行機のシーンがないんだろうと思ったのですが、行きの飛行機ではおそらく隣同士の椅子に座ってると思われるので、それを描写してしまうと演出上の二人の距離感が出せなくなるのでは、、、)・空港でも追いかけている遙と先を歩く凛・バスに乗車した際も、遙が凛の3列くらい後ろに離れて座っている・噴水前で、とうとう凛を見失ってしまう→「勝手にどっか行くな」・この「勝手にどっか行くな」という言葉は、先週の、真琴の東京行きに対する遙の本音でもあるし、未だに足踏みをして一歩踏み出せないでいる自分の、凛に対する本音でもあるここで、凛は・遙を置いて水を買いに行ってしまったこと・大会で気持ちを押し付けたこと2点に対して謝罪しています =ここで凛がようやく遙の位置まで下がってきて、同じ場所に座る =遙「俺をどこに連れていくんだ?」という質問にようやくここで答える =凛が先走っていたことを自覚する大事なシーンこのシーンで、ようやく凛は遙の前を行き過ぎていたことに気づいて歩幅を落とす▼靴予告の時から気になっていたのですが、遙が赤い靴をはいているところが気になりました。もともと遙のイメージカラーは青のはずで、ファッションの色指定などもいつも青系でしたが、ここにきてなぜ赤を…!?というわけで赤は立ち止まることの暗示色、遙が未来の前で立ち止っていることを暗示していると思われます。国際プールで泳ぐ直前、遙が赤い靴を脱いで、裸足で一歩前に踏み出したあの瞬間がまさに宗介が前に言っていた「一歩踏み出すんだよ、前へ!」ということだと思いますちなみに13話予告で遙は青い靴を履いている模様▼ホテルの部屋25号室海外詳しくないのですが、ホテルの部屋番号って2桁なんでしょうか。普通3桁では?というわけで25の意味を推察してみたのですが、考えられるものと言えば・プールの25m?(でも国際プールなんて50が普通だろうし)・エンジェルナンバー(今回初めて知ったのですがこういうのがあるらしい)では、「あなたの人生は最善の変化をとげている」という意味らしいエンジェルナンバーというのがどれほどのものかわかりませんが、この仮説が正しいとすればあのホテルの部屋は「二人の人生」そのもので、それが最善の変化を遂げていることを表しているのではないでしょうか。▼同じベッド最初は「すごいご褒美シーンだな…」と思いましたが、多分これも演出の一貫なのではないかと。ホテルの部屋が「二人の人生」を表す空間だとしたら、ベッドは「場所」を表すのかもしれない・ホテルの部屋で最初はケンカする(いつものこと)・同じベッドに無理矢理でも寝る=二人の距離、過ごす場所が同じことを暗示している =ケンカしながらも、お互いに、同じ世界で生きる奴・1日目はほとんど凛においてきぼりになっていた遙だったが、二日目からはなんとか凛についていこうとするし、凛も遙のことを気にしながら歩くようになる・同じベッドでお互いの泳ぎに関して本音を言ったことにより、二人は本当のライバルになる・次の日、駅でもほぼ同じ場所に並んで立つ・ガラガラの電車内でも自主的に隣同士に座る(昨日のバスとは違う)以上です。合ってるか全く自信はありませんが、たぶんこんな感じなのかなと思いました。12話とてもよかった。13話を万全の準備で迎えたいです。 [2回]PR