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大さじ一杯

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まどか映画感想




まどか映画みてきました~~~
すっごい面白かったです!!!感想つづきから書いておきます

はぁ牛角いきたい











まず、ざっとした感想

・カップルがいちゃいちゃしてると腹立つのと同じ部分の神経がイライラした杏さや
・マミほむのガチバトルは、クラウドとセフィロスにも匹敵するガチバトルでした。かっこいい!
・さやか「魔女だったら全部悪いから、なんでも倒すってわけ?」これ何気にイヤミ
・オクタビアをスタンドのように使役するさやかっこいい
・なぎさ空気
・せっかくまどかが犠牲になったのに、お前はまたそれを踏みにじるのか→どう足掻いても絶望→このあたりのほむの絶望は本当に絶望で、これは辛いわ…となりました
・私…裂けちゃう…!!///////
・圧倒的ヤンデレ


◆◆◆



以下考察
すごい偉そうな文章ですみません


この映画で重要なことは

・ほむらの本当の願いは「まどかを守る」ではなく「まどかと一緒にいたい、まどかを幸せにしたい」
・ほむらは、「まどかの望みは家族と一緒に暮らすことであり、概念となったまどかのことを不幸だ」と思っている

です。



ほむらは、まどかが円環の理になったことに納得していなかったんですね。
それは当然で、そもそもほむらが魔法少女になった本当の動機というのは
「まどかと一緒にいたい」
だと考えられます。

自分のことをかっこいいと表し、守ってくれたまどかのことをほむらは愛していました。
(ここで恋愛なのか友愛なのかは置いておく)
しかし何のとりえもなく、自信もない自分はまどかと同じ場所には立てない。
まどかはある程度優しくしてくれるし友達にもなってくれるでしょうが、それはまどかの優しさがそうしてくれるのであって、決して同じ場所に立って認識してもらえるわけではない。

そこでほむらは魔法少女になって、まどかを守れる強い自分になりたいと願いました。
(まどかと一緒にいるためにです)
しかしその結果、まどかは魔法少女の運命を変えるため概念となり、ほむらからは離れてしまいました。
これにはほむらも納得いきません。

そんな折、自身が魔女化する中で出会ったまどかに「あなたが遠くに行ってしまう夢を見た。さみしいのにこの気持ちを誰にもわかってもらえない」と吐露します。
そんなほむらに「いかないよ。家族や皆と離れて遠くになんていきたくないよ」とまどかは言います。
そこでほむらは、やはりまどかは概念になったことを本心では望んでおらず、彼女の深い優しさがそうさせてしまっただけだと確信してしまいます。
この言葉がきっかけで、ほむらは後の計画を実行に移す決心をし(たように思い)ます。

ここが皮肉なもので、
このまどかは女神まどかであることを忘れてしまっているので、
泣いているほむらを慰めるための優しさで「遠くに行きたくなんかない」と言っている可能性があります。
もし女神まどかの記憶があるまどかならば、おそらくそんなセリフは言わないでしょう。
しかし、ほむらはその記憶がないまどかの言葉を真実として重く認識し、
やはりまどかの本当の望みは家族や友達と共に生きること。概念となったまどかは不幸せなのだ。と
考えます。


そこで、
ほむらは自分が神となり、まどかを自分が作り替えた箱庭に神である記憶を封じて閉じ込めることにします。


まどかを元の生活に戻し、(=まどかの幸せ)
死んださやかや杏子も元の生活に戻し(=まどかの幸せにつながる)
神になることできゅうベェの干渉には自らが対応(=まどかを外敵の誰にも触らせない)
自分は同じ学校でまどかのそばにいる(一番の友達にはなれないかもしれないがそばにいられる)

という、一見完全な幸福世界を構築しました。
神(悪魔と自称しているが)となったほむらやりたい放題です。
せっかくテレビシリーズ12話もかけてまどかは概念となり、まどかの犠牲があった上ですべての魔法少女達は希望を持てるEDになったのに、
ほむらはエゴの為にそのルールを書き変えてしまった。
大人しく女神まどかの手によって浄化されていれば丸く納まったのに…という感じは否めませんが、
それではほむらのそもそもの願いが叶えられないのですね。


ほむらにとっては、今までの魔法少女の絶望を救うことより
まどか一人の幸せの方が大事ということいですね。
ほむらが女神まどか概念になったことを白紙に戻したことで反感は買いそうですし、
箱庭に皆を記憶改ざんして放り込んで終わってるので
ハッピーエンドとは言い難いのですが、
あれはあれである種のハッピーエンドなのではないでしょうか。
結局、ほむらの願いは半分くらい叶ったのですから…


ただ、ほむらが御膳立てした幸せ世界を、
元々のまどかが願っているかわからないのがひっかります。
要は幸せの押し売りですよね。

◆◆◆


冒頭の、お菓子の家?に敵を追い込んで4人で倒すシーンは
もしかしたらほむらが再構築した世界での4人なのかもなぁと思いました。
ほむらだけが魔法少女としてあそこに登場しなかったので…


◆◆◆

ソウルジェムが濁っても死なない方法=愛
女神まどかを裂いた方法=愛
悪魔になった方法=愛
愛のエネルギーはんぱねぇ

◆◆◆


続編も望めそうな終わり方でしたので、
今後の展望にも期待して待っています。

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